自分について考える~その26~
- このブログの説明は、過去記事『おんおみおの図』に書いてあります。
今回の図について
今回は、図を3種類 載せています。
- おんおみおの頭の中で自動生成される空想
- おんおみおは なぜ「なぜ?」と問うのか
- おんおみおと 予定
という内容の図を、載せています。
おんおみおの頭の中で 自動生成される空想
他人ではなく、自分の空想に不安を抱く
私は、他人が何か意見を言ったり、行動をおこすとき、そこから自動的に空想を生成し始めます。
例えば、他人がある意見を言った時、私の頭の中では、「私はこの人に言葉で攻撃される」「私はこの人から非難されるだろう」といった空想が自動生成されます。
これらの空想は、今のところ自動的に生成されるもので、自分が意識して生成しないようにするのは難しいです。
私は、自動生成された空想を見て、不安や恐怖、怒りといった感情を抱きます。
この時、自分で「これは、自動生成された空想に対して抱いている感情だ」と認識していないと、ただ意見を言っている他人に対して、不安や恐怖、怒りと言った感情を抱いてしまうことになります。
このまま私が行動してしまうと、他人に対して攻撃的な態度をとってしまったりします。
他人の意見と、自分の空想を、分けて観察する
他人の意見と自分の空想を、分けて観察するには、まず、空想が自動生成された時、「これは空想である」と意識します。
そのうえで、他人の意見と自分の空想を分けて、それぞれを観察していきます。
他人の意見は他人の意見で、そこから情報を得られたり、自分が疑問に思ったことを調べたりできます。
自分の空想は自分の空想で、どんな空想が生成されるのか、空想に対してどんな感情を抱くのかを観察することができます。
自分の空想、それに対する感情の観察は、自分の頭の整理の材料になります。
おんおみおは なぜ「なぜ?」と問うのか
自分の頭の整理をするため
私は、自分の頭の整理をする時、よく「なぜ?」と問います。
「なぜ、今この感情を抱いているのか?」「なぜ、いまこのように考えているのか?」などと問います。
この問う作業で、私は感情や考えから、距離をおき、眺めることができます。
すると、気持ちに余裕ができて、対処を考えることができたりします。
また、自分について「なぜ?」と問うことは、私にとって好きなことです。
自分が持っていない視点を得るため
他人から自分に対しての「なぜ?」も、役立つと、私は考えます。
他人は、自分が持っていない視点を持っています。
そこからこちら側を見たとき、自分では持つことがなかった「なぜ?」が出てきます。
私は、その視点や「なぜ?」を得て、さらに自分を観察することができるし、頭の整理をすることができると考えます。
ただ、私はいつでも、他人からの「なぜ?」が得られる状態というわけではありません。
抑うつが大きかったり、疲れていたりしたら、他人の「なぜ?」を得る余裕がなくなりがちだからです。
自分の状態を確かめつつ、他人からの「なぜ?」を得ていきたいです。
生産的でない「なぜ?」
生産的ではない「なぜ?」もあると、私は考えます。
例えば、「なぜ私はこんなダメ人間なんだ」というときの「なぜ?」です。
この「なぜ?」は、自分を責める「なぜ?」であり、それ以外の意味合いはありません。
「なぜ「なぜ私はこんなダメ人間なんだ」と思うのだろうか?」と考えるのなら、頭の整理につながると考えます。
生産的でない「なぜ?」は、他には、他人が自分に向かって言う「なぜ私の言う通りにしないの」や、「なぜこんなに簡単なことができないの」といった「なぜ?」です。
この「なぜ?」は、他人が自分をコントロールするためのものであったり、他人が自分を頭ごなしに否定する「なぜ?」です。
これらは、自分の頭の整理には役立ちません。
加えて、私はこのような他人とは関わりたくないので、その場を離れます。
おんおみおと 予定
予定を立てること、気持ちを切り替えることが、苦手
私は、頭の中だけで予定を立てて、その通りに行動することが苦手です。
まず、頭の中だけで「○○時に■■に到着するには、☆☆時に家を出発したらいいな」といった、「所要時間の予測」と、そこからの「到着時刻ー所要時間=出発時刻」の計算が難しいです。
次に、予定を立てたとしても、気持ちの切り替えの難しさから、出発時刻に出発しにくいといったことがあります。
予定は、目に見える形で立てる
私は、頭の中だけでは、考えがまとまらなかったりするのですが、目に見える形で考えると、まとまり始めます。
なので、予定を立てるときには、タブレットのリマインダー機能を使って、目に見える形で予定を立てていきます。
こうすることによって、「所要時間の予測」や、そこからの「到着時刻ー所要時間=出発時刻」の計算がやりやすくなります。
気持ちの切り替えは、目に見える形をきっかけにする
予定を立てる時と同様、気持ちの切り替えも、目に見える形をきっかけにすると、始めやすいです。
ただ、これでも気持ちの切り替えには数十分かかることがあるので、リマインダーの予定は、そのぶん余裕を持って設定します。
今回はここまで
セミが、勢いよく鳴いています。