おんおみおの図

おんおみおと図

自分について考える~その16~

  • このブログの説明は、過去記事『おんおみおの図』に書いてあります。

on-omiotsuke.hatenablog.com

 

今回の図について

今回は、図を 1種類 載せています。

  1. おんおみおと友人の、旅行の記録

という内容の図を 載せています。

 

おんおみおと友人と旅行

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私は先日、友人と旅行に行ってきました。

 

その旅行の中で、私の精神力や体力が低下する状況があったので、その状況を、下の図にまとめました。

 

また、その状況の中で、私がどのような状態になったか、そして、どのような行動をとったかも、一緒に描きこんでいます。

 

ものの動き、光

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1つめの「自分の精神力や体力が低下する状況」は、「ものの動きや、光が多い状況」です。

 

旅行先は、多くの人達が行きかっていて、多くの人たちそれぞれが、それぞれの目的のために、あらゆる動きをしていました。

 

急ぎ足でどこかへ行く人、複数人で会話を楽しむ人々、飲食店で何かを飲んでいる人。

 

そして、道路には車がたくさん走っていて、駅に行けば、あちこちのホームで、電車が停まったり、発車したりしていました。

 

そこかしこで電子看板がピカピカしていて、建物や電車の中の電灯は、白く明るく、空間の隅々にまで光を行き届かせているようでした。

 

これらの、ものの動きや光が(厳密に考えるとすべて「光」なのですが)、私の目の中へ なだれ込んできて、その情報が休みなく脳へ送られ、膨大に思える情報を脳が処理するうちに、精神力と体力が急激に低下しました。

 

そのうち、目に入ってくる光が痛く感じてきて、目が開けられない状態になった私は、「なにか対処をしなければ」と思うようになりました。

 

 

私が旅行先で考えた対処を、下の図に描きました。

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まず、一緒に旅行していた友人に、私の今の状態を、簡単に説明しました。

 

次に、友人に、これから私が行う対処について説明しました。

 

この時行った対処は、

  • 移動したり、周りの状況を確認する時には、薄目を開ける。
  • 座っていたり、他人の邪魔にならずに休憩できる所では、目を閉じる。

というものでした。

 

友人に、自分の状態と、これから行う対処を説明した後は、対処を実行しました。

 

今回の旅行では、この対処でなんとか「行動不能」にならずにすみました。

 

 

私は、「目に入ってくる光が痛く感じてきて、目が開けられない」という状態になる前に、何か打つ手はないかとも、考えました。

 

今まで私は、目に入ってくる光に対しての対処をあまりしたことがなく、考えたこともなかったので、あまりアイデアが思いつきませんが、サングラスなどをかけてみるのはどうかな、と思っています。

 

医師やカウンセラーに、今回の旅行での私の状態を説明してみて、そこからアイデアを出していくこともしてみようと思います。

 

 

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2つめの「自分の精神力や体力が低下する状況」は、「音が多い状況」です。

 

上に書いたように、旅行先には多くの人たちがいました。

 

多くの人たちからは、多くの音が発せられていました。

足音、声、咳やクシャミの音、咳払いや人それぞれのクセの音、などなど。

 

人々の音に加えて、車のエンジン音、排気音、さまざまな所に設置されているスピーカーから発せられる、さまざまな音楽やアナウンス、電車が線路を走っていく音、などなど、挙げだしたらキリがないほどの音が、いろいろな方向から、いろいろな音質で、いろいろな大きさで聞こえてきました。

 

 

「ものの動きや光」と同じように、これらの音(音波)が、私の耳に入ってきて、その情報が休みなく脳へ送られ、脳は膨大な情報を処理することになりました。

 

加えて、私は、音によっては嫌悪感を抱きます。

 

音によって嫌悪感を抱いた時には、私なりの対処があるので、嫌悪感を後日まで引きずるということはなくなってきましたが、その音を聞いた瞬間や、それから数分は、嫌悪感を抱いていることになります。

 

 音に関しては、脳が耳から入ってきた情報を処理する面と、嫌悪感を数分抱かなくてはいけない面で、私の精神力や体力が急激に低下していきました。

 

 

そのうち、友人と話をする余裕がなくなり、「行動不能」一歩手前の状態にまでなっていたと思います。

 

 

音に関しては、対処の方法を旅行前から考えてきていたので、それを実行しました。

その対処を、下の図に描きました。

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対処をするまでの流れは、「ものの動きや、光が多い状況」と、だいたい同じです。

  1. 友人に、自分の今の状態を、簡単に説明する。
  2. 友人に、これから自分が行う対処について説明する。
  3. 自分は、対処を実行する。

といった流れです。

 

この時行った対処は、

  1. 自分は、イヤーマフをして、他人の邪魔にならないところで休憩をする。
  2. その間、友人には、その場でやりたいことをやってもらう。
  3. 友人のやりたいことが終わったら、合流し、その場を離れる。

というものでした。

 

 

音に関しても、医師やカウンセラーに、その時の状態を伝えてみようと思います。

 

 

今回の旅行で

今回の旅行で、私は、「自分は、光や音が多い状況だと、精神力や体力が低下する。」ということを体感しました。

 

そのうえで、「もし、光や音が多い状況に行くとするならば、どのような対処をすれば、精神力や体力をできるだけ低下させないですむか。」といったことも考え始めました。

 

特に、「友人など、誰かと行動を共にする時」の対処を考えています。

 

自分1人で外出するならば、最初からイヤーマフをして行動するのですが、誰かと一緒の時は、私はその人と話をしたいかもしれないし、その人と情報交換する必要もあるかもしれません。

そういった時には、イヤーマフは邪魔になるかもしれません。

 

 

今回の旅行は私にとって、様々な事を発見したり、再認識するようなものであったと思います。

 

 

今回はここまで

今回の旅行、楽しかったです。