おんおみおの図

おんおみおと図

自分について考える~その22~

  • このブログの説明は、過去記事『おんおみおの図』に書いてあります。

on-omiotsuke.hatenablog.com

 

 

今回の図について

今回は、図を1種類、載せいています。

  1. 他人との交渉について考える、おんおみお

という内容の図を、載せています。

 

他人との交渉について考える、おんおみお

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他人にも考えがあることを、頭に入れていなかった おんおみお

私は、自分の要望を他人に伝えるとき、他人にも何かしらの考えがあるということを、頭に入れていないことがありました。

私が他人に要望を言ったら、他人はその要望に対して、「はい」か「いいえ」のみで答えるものだと考えがちでした。

なので私も、「「はい」と言われたら安心」か「「いいえ」と言われたら諦める」のみで、考えの幅が狭かったのです。

 

そういった考えが私の中にあったので、私の要望に対して、他人が理由を求めてきたり、代案を提示してきたら、私は慌ててしまうことが多かったです。

そして、その場でどうすればいいか分からなくなったら、自分の要望を取り下げて、無かったことにしてしまう時もありました。

 

他人との交渉に幅を持たせるには、どうしたらいいのか、図を描きながら考えてみました。

 

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今回の図を描いた 目的

今回の図を描いた目的は、「他人との交渉に幅を持たせるため」です。

 

今現在、私は、交渉に関する知識、技術、経験などがほとんどありません。

その中で、自分が考えられる「交渉の幅の持たせ方」を、図に描きました。

今現在の考えをまず図にしてまとめ、自分の頭に入れておいて、新たに交渉の知識や技術、経験を得たら、また新たに、図を描いていこうと思います。

 

図を描いたり、自分の頭の中の考えを紙に書き出すことは、私にとって、とても役に立つことなのです。

 

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自分と他人は、別の人間

交渉をする時、まず頭に入れておくことは、「自分と他人は、別の人間である。」ということだと考えました。

(交渉をする時以外でも、頭に入れておきたいことです。)

 

自分の感じ方や、ものの見方、考えなどは、他人のそれらとは違います。

そして、自分の感じ方や、ものの見方、考えなどは、他人に伝えないと、他人が知ることは難しいとも考えます。

 

自分と他人、お互いに情報がつかめないまま交渉を進めていくのは、考えが狭まりやすく、不安になると、私は思います。

なので交渉時には、自分や他人の状況について、情報交換を行っておくと、交渉が進めやすいのではないかと考えました。

 

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交渉する必要が、あるか ないか

交渉に進む前に、「この状況で、自分は交渉する必要が、あるか、ないか」を考えることも、自分にとって役立つのではと考えました。

 

交渉する必要がある場合、ない場合の、具体例も考えました。

交渉する必要が、ある場合

  • 自分とその他人が、今後関わっていく場合。
  • 自分とその他人が、会話などをする場合。 など

交渉する必要が、ない場合

  • 自分とその他人が、今、そして今後、関わらない場合。
  • 自分が、その場から離れられる場合。 など

 

交渉する必要がある場合は、その他人と交渉をしていき、交渉する必要がない場合は、自分がその場から離れたり、自分のみでできる対処を行ったりします。

 

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どうやって交渉を進めていくか、考える

 交渉の進め方について、私は、自分と他人が、お互いの情報を交換しつつ、要望を提示していく流れを考えてみました。

 

図に描いてある例をあげると、

【状況】自分と他人がいる部屋で、他人が音楽を流している。

という状況があり、自分は、「その音楽を聞いていると、集中しにくい」とします。

そして自分は、音楽を聞こえにくくするために、イヤーマフをしたいと思っているとします。

 

自分がイヤーマフをすることを、他人に伝えたい時、まずは、自分の状況(情報)の提示から行います。

【自分の状況(情報)の提示】「私は、音楽を聞くと集中しにくいです。」

その後で、自分の要望の提示を行います。

【自分の要望の提示】「なので、イヤーマフをしてもいいですか?」

 

 自分の要望が通れば、自分は要望通りの行動をとります。

他人が、代案を提示してくることも、あると思います。

 

【他人の代案の提示】「私が、音楽をイヤホンで聞くのはどうですか?」

その場合は、他人の代案によって、自分の要望に近づくことができるかを考えます。

近づくことができるならば、他人の代案を採用します。

自分の要望から遠ざかると考えたならば、他人の代案に対して、自分の状況と要望を提示してきます。

 

【自分の状況の提示】「私は、音漏れを聞いても集中しにくいです。」

【自分の要望の提示】「なので、イヤーマフをしたいです。」

この時、他人は、自分との交渉に参加してくれていて、代案を出しているのだということを頭に入れておきます。

「他人が自分勝手に発言する。」とか、「他人が自分の要望を聞き入れないのは、間違っている。」と始めから決めつけるのは、交渉において、危険なことだと私は考えます。 

 

他人には他人の、状況や意見があるということを、頭に入れておくことも、重要です。

他人に自分の情報を提示するためにも、他人の質問には、可能な限り答えていきます。

 

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他人の状況、要望を、頭に入れて考える

先ほどと状況は同じですが、違う交渉の流れについて考えていきます。

 

【状況】自分と他人がいる部屋で、他人が音楽を流している。

 

今回は、自分と他人とが、会話する必要がある場合の、交渉の流れを考えています。

【自分の状況の提示】「私は、音楽が流れていると、あなたの声を聞き取りにくいです。」

【自分の要望の提示】「なので、音楽を消してもらえますか?」

 

自分の要望が通れば、他人に要望通りの行動をとってもらいます。

他人が、他人の状況、要望の提示をしてきた時についても考えました。

 

【他人の状況の提示】「私は、人と話す時、音楽が流れていると、話しやすいです。」

【他人の要望の提示】「なので、音楽は、流し続けたいです。」

 

 今回の場合、自分の要望を押し通せば、他人の要望から遠ざかります。

他人の要望を押し通せば、自分の要望から遠ざかります。

 

私は、どちらか一方ばかりが要望を押し込める交渉は避けたいので、自分と他人、お互いの要望に近い提案はないかと考えました。

 

【自分の提案】「音楽のボリュームを下げることは、可能ですか?」

 

先ほども書きましたが、他人は、自分との交渉に参加してくれていて、自分に対して、情報を提示し、要望を出しているのだということを頭に入れておきます。

 

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交渉以外の 幅

今回の記事では、交渉の幅を持たせるために、いろいろと考えた図を載せてきました。

ここで、交渉以外の幅についても、考えてみます。

 

その場を管理する人に、相談する

 

【状況】自分と他人がいる部屋で、他人が音楽を流している。

という状況があったとします。

 

例えば、その部屋や、自分や他人を管理する人がいたとしたら、自分は、音楽を流している他人に交渉することなく、管理する人に相談(交渉)する可能性も出てきます。

 

交渉相手が、自分の人格(存在)を否定するような言動をとった時は…

 

【状況】自分と他人がいる部屋で、他人が音楽を流している。

という状況があったとします。

 

【自分の状況の提示】「私は、音楽を聞くと集中しにくいです。」

【自分の要望の提示】「なので、イヤーマフをしたいです。」

と、自分の状況と要望の提示を行ったところ、

 

【他人の言動】「音楽を聞いて集中できない人はいない。あなたはおかしい。」

と、他人が言ったとします。

 

この他人の発言は、「音楽を聞くと集中しにくい」という自分の存在を否定した言葉だと、私は判断します。

そういった場合は、進めようとしていた交渉をストップさせて、その他人から離れることを考えてOKだと、私は考えました。

 

今回はここまで

久しぶりに、肉まんを食べました。