おんおみおの図

おんおみおと図

おんおみおのまんが

今回の記事について

今回は、「おんおみおのまんが」を載せています。

このまんがの、文章のみでの説明も、記事に書いていきます。

 

おんおみおのまんが

  • このまんがはは、おんおみおの頭の整理のためのものです。
  • おんおみおが物心ついてから現在までの、自分の頭の中について思い返し、まとめています。
  • まんがの長さは、【1】~【4】まであります。

 

 

【1】頭の中の嵐(おんおみお:物心ついた頃~15歳)

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【1】-①頭の中には、嵐のようなものがあった

おんおみおの頭の中には、物心ついた頃から、嵐のようなものが吹き荒れていた。
例えば、私と母とでショッピングモールに出かけた時、私の頭の中は、ショッピングモールにあふれる音や光がうずまき、さらに、自分の感情や考えがそのうずまきに加わっていた。
どんなにショッピングモールに行くのが楽しみでも、母と一緒に外出するのが楽しみでも、頭の中の嵐が、私の余裕を無くさせた。

 

頭の中の嵐で、気持ちに余裕が無くなったおんおみおは、ショッピングモールをあまり楽しめなかったし、母との外出もあまり楽しめなかった。
母に話しかけられても、ピリピリとした返事をしてしまうことが多かった。
例えば、母がなにげなくこう聞いてくる。「おんおみお、パン屋さんに行ったら、何を買う?」
すると、余裕の無くなった私はこう答える。「なんでもいい。」
そして私は、母より先にスタスタと歩いて行ってしまう。
こういうことが多かった。

 

今思えばこの嵐は、外からの刺激と、自分の感情や考えが、ゴチャゴチャ混ざったものだと気づけるが、当時のおんおみおは気づかなかった。
おんおみおの頭の中には嵐が吹き荒れ、自分のことも、他人のことも、とらえるのが難しかった。
おんおみおは嵐に押され、足をとられ、なされるがままだった。
この状態が、物心ついてから、15歳ごろまで続く。

 

 

ミニコーナー

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「どこから?なにから?オノマトペ

このコーナーでは、前回のまんがのショッピングモールで、おんおみおの頭の中にあったオノマトペについて、説明します。


ゴォォォォォォ

  • ショッピングモールに反響する空調の音や、人々のざわめきの音を、オノマトペにしました。

 

ドゥン、ドゥン、ドゥン

  • 各店舗から聞こえてくるBGMを、オノマトペにしました。

 

ピーンポーンパーンポーン

  • ショッピングモール全体に流れるアナウンスの音を、オノマトペにしました。

 

テレレー、レレレレー

  • ショッピングモール全体に流れるBGMを、オノマトペにしました。

 

がや、がや、がや

 

ピカ、ピカ、ピカ

  • ショッピングモールの電灯の光や、キラキラとした店の装飾に反射する光を、オノマトペにしました。

 

 

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「おんおみおの、音や光の感じ方」

このコーナーでは、おんおみおが日頃、音や光をどう感じているかを、説明します。


音の感じ方

  • 人の音に、嫌悪感を抱くことが多いです。
  • 例えば、咳の音や、足音、ものを食べる音や、呼吸の音などです。
  • 疲れている時は、自分の声が耳に響いて、うるさく感じる時もあります。
  • 鼓膜が、ビリビリとするのを感じます。

 

光の感じ方

  • 日光や、電灯の光が、鋭く目に突き刺さるように感じます。
  • 疲れている時は、特にそう感じます。
  • 「光が目に突き刺さる感覚」から、目の周りや、頭が痛くなることもあります。

 

 

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【1】-②おんおみおと、他害

おんおみおは、物心ついた頃から15歳頃まで、他害を行なっていた。
例えば、私が中学生の頃、同級生が私に抱きついてきたとき、私はその同級生を突き飛ばした。
突き飛ばされた同級生は、床に尻餅をついた。
私は、その同級生を、黙って見下ろしていた。

 

おんおみおの他害は、肉体的なものや精神的なものなど、様々だった。
例をあげると、10歳から12歳の頃には、同級生を追いかけて叩いたり、10歳から15歳の頃には、他人に怒鳴ったりした。
私が他害を行なう前には、そのきっかけとなる出来事があった。
先ほどの例でいうと、同級生を追いかけて叩く前には、その同級生に、授業中話しかけられたり、腕を触られたりした。
他人を怒鳴る前には、その他人に、後ろから背中を軽く押されて、驚かされたりした。
それらの出来事から、私の中には、感情や考えが出てきていた。
しかし、その感情や考えは、自分で気づく前に、頭の中の嵐にのまれていった。
自分の感情や考えに気づかず、頭の中の嵐にも対処できない。
私はそんな中で、他害をすることによって、自分を守ったり、安心しようとしたのだと思う。

他人の気持ちを考えることは、あまりなかった。
自分の目の前で他人が泣いていても、「面倒だな」などと思うことはあったが、他人の気持ちや考えについて想像することは、ほとんどしなかった。


※ここから先の説明は、おんおみおの、他害に対しての考えを書いたものです。

  • まず、私は、現在、「他害はしていいもの」とは考えていません。
  • そして、自分の気持ちに気づき、他害ではない方法で、対処していける状態が、望ましいと考えています。

 

 

ミニコーナー

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「歩いている時、何を見る?」

このコーナーでは、おんおみおの、7歳から12歳頃と、現在の、歩くときに見ているものについて、説明します。


7~12歳頃、歩くときに見ていたもの

  • この頃は、基本的に、自分の足もとと、その周りを見ていました。
  • 具体的に何を見ていたかというと、自分のつま先をはじめとする、自分の体や、自分の足もとの道に生えている、植物などを見ていました。
  • 足もとを見ていたので、道のデコボコに気づきやすく、つまずきにくかったです。

 

現在、歩くときに見ているもの

  • 現在では、進行方向や、左右、上下など、あちこちを見ています。
  • 具体的に何を見ているかというと、私が7歳から12歳頃に見ていたものと、それに加えて、鳥や犬、虫などの動物を見たりしています。
  • あちこちを見て、自分の好きな刺激が得られて、楽しいです。

 

 

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「おんおみおの、苦手なこと、好きなこと~他人といる時編~」

このコーナーでは、おんおみおが、他人といる時に感じる、苦手なことと、好きなことを、説明します。


苦手なこと

  • 私は、他人に顔を近づけられるのが苦手です。
  • 加えて私は、他人に触られるのが苦手です。触るというのは、手をにぎったり、頭をなでたり、体が接触する事はだいたい苦手です。
  • 他人がなんのことわりもなく、私に触ってきた時には、特に不快感をいだきます。

 

好きなこと

 

 

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【1】-③おんおみおと、自分の感覚

おんおみおは、自分の不快感や苦手さに気づきにくかった。
私がショッピングモールに行った時のことを例にとって説明する。
ショッピングモールに行った私は、光や音、たくさんの人といった刺激をうけて、不快感をいだいたり、疲れたりする。
しかし、自分の不快感などに気づきにくい私は、光や音や人から刺激をうけていることに気づかなかったし、それで不快感をいだいたり、疲れているということを自覚できなかった。
結果、対処のしようのないイライラが出てきていた。
話はかわり、私は、不快感や苦手さ以外にも、とらえづらい感覚があった。
好きや、できるといった感覚である。

おんおみおは、絵を描くことが好きだ。
それとは別に、中学校では、だいたいの科目で好成績だった。
しかし、私は自分の好きや、できるという感覚を信用できなかった。
自分の中で、次のような考えのつながりがあったのだ。
まず、「私より絵が描ける人はいるし、私より勉強ができる人はいる。」という考え
次に、「だから、私の好きや、できるは、本物ではない。」という考え
そして、「もっと勉強せねば、好成績をとり続けねば。」という考えへとつながっていった。
私は、自分の好きや、できるという感覚が信じられず、自分の感覚の判断基準を、自分とは別の所に求めていった。

これら自分の感覚の気づきにくさやとらえづらさを、「頭の中の嵐」で表現するとこうなる。
頭の中の嵐がない状態だと、自分の傷つき具合や、自分の持っているものなどに気づきやすいかもしれない。
頭の中の嵐がある状態だと、自分の傷つき具合や持っているものを、即座に確認するのが難しくなるといった感じだ。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおの、苦手なこと、好きなこと~ひとりでいる時編~」

このコーナーでは、おんおみおがひとりでいるときに感じる、苦手なことと、好きなことを説明します。
おんおみおにとって、ひとりでいる時間は大切です。


苦手なこと

  • 私は、何もしないでいることが苦手です。
  • ソワソワして、リラックスしにくいです。
  • 次に、イヤーマフなしで外出することが苦手です。
  • 自分の苦手な音が次々と聞こえてきて、外出が楽しめません。

 

好きなこと

  • まず、ビデオゲームをすることが好きです。
  • ゲームに集中できるように、ノイズキャンセリング機能つきヘッドホンをつけて、ゲームをします。
  • 次に、動物や植物、人工物、山や川などを眺めることが好きです。
  • 時間帯や季節によって見られるものが違ってきたりするので、楽しいです。

 

 

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「気づきにくい、とらえづらい、おんおみおの感覚」

このコーナーでは、不快感、苦手さ、好き、できる以外の、気づきづらい、とらえづらい、おんおみおの感覚について、説明します。


疲れに気づきにくい
自分の疲れに気づかずに、休むことをせずに作業を続けて、ある時急に気分が落ち込み、いろいろなことができなくなってしまうことが過去にありました。


寒いという感覚に気づきにくい
特に、春や秋に気づかないことが多いです。
寒いということに気づかずに、半袖のTシャツなどを着て生活していて、睡眠の質が落ちたり、やる気が出にくくなったりします。
そして、Tシャツから、あたたかい服に着替えて初めて、「自分は寒かったのか」と気づくことがあります。
寒いという感覚に気づきにくいのとは別に、私は涼しい格好をするのが好きなので、春や秋の時期は、どんな服装にすれば自分がすごしやすいのか考えるのが難しいです。

 

 

休憩4コマまんが、おんおみおと母

この4コマまんがは、私の、母との思い出を4コマまんがにしたものです。
自分の息抜きのために、このまんがを描いています。

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「母と耳コピ」(おんおみお:8歳~10歳)

1コマ目:自宅にて、母が座卓の前に座り、電子ピアノの鍵盤をたたきながら、紙になにかかきとめている。その様子を、おんおみおが見つける。


2コマ目:母がおんおみおの存在に気づき、「あ、ねーねー、おんおみお」と声をかける。


3コマ目:母はおんおみおに向かって、自分がかきとめていた紙を見せてこう言う、「かあさん、アニメの曲を聞いて、ドレミで書いてみた!」
おんおみおは「おー」と、感嘆の声をあげる。


4コマ目:おんおみおは母の隣に座りながら、「リコーダーで吹いてみよっと」と言う。片手にはリコーダーを持っている。
母は、「吹いてみてー」と言いながら、座卓のなかほどに置いてある電子ピアノを、座卓の隅に移動させる。

 

 

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「母とアニメ」(おんおみお:15歳頃)

1コマ目:自宅にて、おんおみおが床に座って、テレビを見ている。
そこへ母がやってきて、「何見てるの?」とおんおみおに言ってくる。
おんおみおは、「アニメ」と母に答える。

 

2コマ目:母は、おんおみおの隣に座って、おんおみおの見ているアニメを見始める。

 

3コマ目:母もおんおみおも、アニメを見るのに集中している。

 

4コマ目:母は、ビデオデッキのリモコンと、新聞のテレビ欄を取り出してこう言う、「かあさんコレ好きだわ。来週のぶん録画する。」

 


【2】「自分」というのが分からない(おんおみお:16歳~22歳)

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【2】-①「将来」とは何か?

高校に入って、おんおみおは、自分の将来について考えなくてはと思い始めた。
おんおみおには、将来やりたいことや、なりたいものがなかった。
そもそも、「将来」とか、「自分のこれから」というイメージが、おんおみおにはほとんどなかった。

おんおみおは、自分の将来について考えるために、高校に置いてある、大学のパンフレットや、いろんな仕事が載っている本などを見てみた。
しかし、おんおみおは、進学や就職について、自分でうまくイメージができなかった。
おんおみおにとって、自分の頭の中でイメージができないということは、不安をいだく原因になる。
不安は、おんおみおの頭の中で自動的に量産されて、そこからさらに不安や恐怖、焦りといった感情をいだくようになる。
「私はこれからどうすればいいのだろう?」という不安から、「将来のことについて考えなければ」という思いが自動的に出てきて、さらに、「私が大学や専門学校や職場で、ついていけるはずがない」という思いが自動的に出てくる。
それらの自動的に出てきた思いに対しても、不安や恐怖、焦りをいだくようになる。
こうして、おんおみおの不安や恐怖、焦りといった感情は、どんどんと大きくなっていくのである。

おんおみおは、自分のいだいている不安や恐怖や焦りから意識をそらすようにして、勉強をした。
その勉強は、強迫的で、闇雲なものだった。
不安や恐怖や焦りに突き動かされて、積極的に先生に勉強に関しての質問をしに行ったり、学校の勉強合宿に参加したりした。
自分の将来を考えることも、それを投げ出すことも、恐ろしくてできなかった。
自宅では、睡眠時間を削って勉強をした。
朝早く起きて学校へ行き、教室で勉強をした。

自分がイメージできない将来への不安と、強迫的な勉強からくる疲労が大きくなっていった。
どんなに勉強をしても、自分の将来へのイメージは持てなかったし、イメージが持てなければ不安は小さくならなかった。
ふくれあがる不安に恐れ、強迫的な勉強を続けた。
悪循環である。
毎日消えない不安と、疲れきっていく精神に、おんおみおはうんざりしはじめた。
次第におんおみおは、「生きていたくない」と思うようになっていった。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおと、トースト」

このコーナーでは、おんおみおの好きなトーストの食べかたについて、説明します。


①トーストにマーマレードを塗る食べかた

 

②チーズトースト

  • スライスチーズを食パンにのせて、オーブントースターで焼きます。
  • トロトロのチーズが、サクサクのトーストとからみ合うのが好きです。

 

③納豆トースト

  • 納豆をかき混ぜて、トーストの上にのせて食べます。
  • 私は、納豆トーストの味も好きだし、ボリュームがあって食べごたえがあるところも好きです。

 

④チーズ納豆トースト

  • 食パンに、納豆とスライスチーズをのせて、オーブントースターで焼いて食べます。
  • サクッ、トロッ、ジュワッといった食感が好きです。

 

 

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「おんおみおと、白ごはん」

このコーナーでは、おんおみおが好きな、白ごはんの食べかたについて、説明します。

 

①惣菜と一緒に食べる

  • 煮物、揚げ物、焼いたものなどの惣菜と一緒に食べます。
  • 噛むほどに、惣菜の味と白ごはんの甘味が混ざっていくのが好きです。

 

②漬物と一緒に食べる

  • 浅漬けやらっきょう、キムチなどと一緒に食べます。
  • 漬け物の水分やしおみ、酸味で、白ごはんがサラサラと食べられて好きです。

 

③白ごはんを味噌汁の中に入れて食べる

  • 白ごはんも味噌汁も、あたたかいほうが好きです。
  • 私は、味噌汁の具を食べた後に、白ごはんを入れるのが好きです。

 

④白ごはんに納豆と卵黄をかける

  • 白ごはんと納豆と卵黄を混ぜて食べます。
  • 私は、卵白を入れると水っぽく感じるので、卵黄のみを使うのが好きです。

 

 

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【2】-②おんおみおと、「母の死」

おんおみおが18歳の時、母が亡くなった。
突然のことだった。
おんおみおは今まで、母と一緒にすごすことで、自分のかかえる問題から目をそむけてきた。
自分のかかえる問題とは、前回のまんがでも取り上げたように、自分の将来についてだったり、それを考えることが難しいこと、考えようとしたら頭の中がこんがらがり、不安や恐怖、焦りなどの感情をいだくといった問題だ。
母が亡くなったことで、そのままでは問題から目をそむけることができなくなった。
おんおみおは、うろたえた。

おんおみおの頭の中では、さまざまな考えや感情が渦巻いた。
自分の高校生活がもうすぐ終わること、勉強をやらなければという強迫的な考え、自分はこれから何をどうして行けばいいのか、そして、不安や恐怖、焦りといった感情が出てきた。
母が亡くなったことで、おんおみおは自分のおかれている家庭環境についても考えざるをえなくなった。
おんおみおは、家庭の中で信頼できる人が母しかいない。
母が亡くなったばかりの当時、おんおみおは家庭を「地獄」だと感じた。
自分の将来について、勉強について、家庭について、さまざまなことが頭の中でゴチャゴチャになっていった。

さまざまな問題が頭の中で渦巻くなか、おんおみおはどのように行動したか。
おんおみおは、さらに多くのことから目をそむけるようになった。
将来について、勉強について目をそむけ、さらには自分で感じることのできた疲れやくるしさ、恐怖などから目をそむけた。
おんおみおは、その時々の目の前にあることだけを、ただただ処理していった。
将来のことを考えることなく、「やらなければいけない」という考えだけで、放課後の自主学習をした。
自分の好きな勉強は何かなどは考えることなく、「やらなければいけない」という考えだけで、問題集をといた。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおと母~母の好きだったこと~」

このコーナーでは、おんおみおの母が好きだったことについて、説明します。
あくまで、おんおみおが記憶している内容です。

 

ビデオゲーム

  • パソコンで遊べるゲームでは、マインスイーパーと、ソリティアが好きだったように思います。
  • 母は真剣な顔つきで、黙々とプレイしていました。
  • スーパーファミコンで遊べるゲームでは、パズルゲームが好きだったように思います。
  • パズルゲームは、いろいろな種類がありますが、母がよくプレイしていたのは、「テトリス」と、「パネルでポン」というゲームです。
  • パネルでポン」は私も好きで、よく母と対戦をして楽しんでいました。

 

②間取り図を眺めること

  • 母は、不動産のチラシやフリーペーパーを眺めながら、自分好みの間取りを探すのが好きだったように思います。
  • さらに、間取り図に、「ここにはこれがあったらいいな」と、ペンで書き込みをしていました。

 

 

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「おんおみおと母~よくあったやりとり~」

このコーナーでは、おんおみおと母が、日常でおこなっていたやりとりについて、説明します。


①私がお風呂に入るときのやりとり

  • 母が私に、お風呂に入るように呼びかけるのですが、私はなかなか入ろうとせず、気づいたら寝てしまったりしていました。
  • 最後には母が怒って、私がやっとお風呂に入るといったやりとりが日常でした。

 

②私がお風呂から出るときのやりとり

  • このやりとりは、私が16歳から17歳の時によくありました。
  • 私は、お風呂から出るのも、なかなか行動にうつせませんでした。
  • さらに、危険なことに湯船につかりながら寝てしまったりしていました。
  • 私がなかなかお風呂から出ないので、最後には母が怒って、私がやっとお風呂から出るといったやりとりが日常でした。

 

※最後に注意なのですが、入浴中に寝るのはとても危険です。
眠ったまま溺れて、死んでしまう可能性があります。

 

 

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【2】-③「自分」とは何か?

母の死後、おんおみおはさまざまなことから目を背けた。
自分の進路についてもそうだった。
おんおみおは、高校の担任に勧められるがまま、大学を受験し、入学した。
ひとり暮らしもはじめた。
大学生になったおんおみおは、大学の講義を楽しんだ。
しかし、それらの講義の内容に、興味をいだいたり、「もっと勉強したい」と思うことはなかった。
おんおみおがいだいていたのは、不安や恐怖と言った感情、そして、「単位をとらなければ」といった強迫的な考えだった。

自分は何がやりたいのか。
自分には何ができるのか。
自分は何が苦手なのか。
全くといっていいほど分からなかった。
おんおみおの頭の中では、不安と恐怖と言った感情や、強迫的な考えが渦巻いていた。
その中で、自分がどこにいて、どこへ進んでいるのか、分からなかった。

おんおみおは、「自分」というものが何なのか、分からなかったのである。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおが楽しいと感じたこと~大学の中と、ひとり暮らしの中編~」

このコーナーでは、おんおみおが、大学の中と、ひとり暮らしの中で、楽しいと感じたこを説明します。


大学の中で楽しいと感じたこと:自分が今まで知らなかった知識や技術にふれること

  • 例えば、課題で読んだ絵本が面白かったり、実習で、自分が今まで使ったことのない筆記具を使ったりすることが、楽しかったです。


ひとり暮らしの中で楽しいと感じたこと:自分が今まで見たことがなかった生き物や、風景が眺められること

  • 例えば、田んぼの真ん中に生えている木の上に、コサギなどの鳥が、たくさんとまっているところを見るのが楽しかったです。
  • あるときは、私が、夜の田んぼのあぜ道を自転車で走っていたら、自分の背後から濃い霧が押し寄せてきて、霧に飲み込まれそうになったことがありました。
  • そういった経験も、楽しかったです。

 

 

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「おんおみおが苦手だったこと~大学の中と、ひとり暮らしの中編~」

このコーナーでは、おんおみおが、大学の中と、ひとり暮らしの中で、苦手だったことを説明します。

 

大学の中で苦手だったことは:物事に優先順位をつけたり、手加減すること

  • 私が通っていた大学では、たくさんの課題がでました。
  • それらの課題をこなしていく必要があるのですが、私は、どの課題から手をつければいいか考えるのに苦労しました。
  • 加えて、ひとつの課題をやっていると、その課題が、自分の納得のいくできになるまでやめられなくなりがちでした。
  • なので、別の課題に移ることも難しかったです。

 

ひとり暮らしの中で苦手だったことは:布団で寝ること

  • 私は、家に持ち帰った課題を、夜遅くまでやっていました。
  • そして、課題ができたら、床に寝転がって休憩をしたのですが、寝転がったまま朝まで寝てしまうことが多かったです。

 

 

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【2】-④抑うつ・強迫的な確認・「生きていたくない」という気持ち

大学生活中、おんおみおのよくうつは、大きくなっていった。
17歳ごろには、「気持ちが落ち込むことが多い」といった状態だったのが、20歳ごろには、「日常的に、気持ちが落ち込んでいる」といった状態だったり、「体や頭が、思ったように動かなかったり、働かない」といった状態になっていた。
そして、さまざまな行動が滞っていった。
例えば、「洗濯された服が無いのに、洗濯する気力が無い。」、「髪や体を洗う気力が無い。」、「大学の課題に手がつけられなくなる。」、「大学の実習で、失敗が多くなる。」といった状態になっていった。

自宅では、強迫的な確認行動が増えていった。
出かける前には、コンセントにプラグがちゃんと刺さっているか、テレビの電源がオフになっているか、蛇口から水が出ていないか、窓やドアにカギがかかっているかなどを、何度も確認してまわった。
確認行動によって、なかなか自宅から出られず、大学の講義に遅れたり、講義を休むようになった。

「生きていたくない」という気持ちも、大きくなっていった。
おんおみおがいだく抑うつは、どんどん大きくなっていき、確認行動は、長く、多くなっていった。
「生きていたくない」という気持ちが、おんおみおの頭の中に、常に存在するようになった。
おんおみおは、大学に行けなくなっていった。
「大学に行き続けたい」とも思わなかった。
おんおみおは、大学を中退した。

 

 

【3】自分の観察の始まり(おんおみお:23歳~25歳頃)

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【3】-①心療内科通院・カウンセリング

大学を中退したあと、おんおみおは自室で、布団に横になりすごすことがほとんどになった。
おんおみおの大きなよくうつ、確認行動、そして「生きていたくない」という気持ちは、続いていた。
精神的にとてもつらいので、おんおみおは。心療内科に行くことにした。
自宅から近い病院を選んだ。
おんおみおが行った病院では、カウンセリングもやっているということで、カウンセリングもうけることにした。

病院に行き、診察室で医師と向き合ったとき、そして、カウンセリング室でカウンセラーと向き合ったとき、おんおみおは、あることに気づいた。
それは、「自分がいったい、何に対して『つらい』と感じているのか分からない」ということだった。
おんおみおは、自分の体調や、自分が何を感じているのかなどが、あまり分かっていなかったのだ。

病院から帰って、おんおみおは、自室の布団に横になりながら、病院でのことについて考えた。
診察やカウンセリングでは、自分が、何についてつらいと感じていて、何について困っているのかを話したいと、おんおみおは考えた。
そのためには、自分の体調などを自分で覚えておく必要があると考えた。
では、どうやって覚えておくか?
この時おんおみおは、自分の体調を覚えておく手段として、日記を書くことを思いついた。
日記を書くことは面倒くさいと思いつつも、おんおみおは、日記を書くことにした。
この時書いていた日記は、文をつらねて書く形式で、この形式の日記は、長続きしなかった。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおに合った、日記の書きかた」

このコーナーでは、自分に合った日記の書きかたと、自分に合わない書きかたについて、説明します。


自分に合った書きかた

  • 私は、決まった書きかたに従うと、疲れにくく、長続きします。
  • そして、箇条書きで書くことで、後で読み返しやすくなります。
  • 私は、日記帳の、カレンダー形式になっているマンスリーページに、日記を書きます。
  • 書く内容は、「その日の出来事」と、「その時の自分の状態や感情」というふうに、決まっています。
  • それぞれ箇条書きにします。

 

自分に合わない書きかた

  • 私は、自由な書きかたで日記を書くと、疲れます。
  • そして、文を連ねて書くと、後で読み返したときに、どこの文を読めばいいか分からなくなります。

 

 

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「おんおみおが好きな動画」

このコーナーでは、おんおみおが好きな動画の一部について、説明します。

 

①インディーゲーム実況動画

  • インディーゲームとは、独立系企業や、小規模の開発チームによって作られた、ビデオゲームのことです。
  • そういったインディーゲームをプレイして、実況している動画を視聴するのが好きです。
  • 「こんなゲームもあるのか!」と知ってワクワクしたり、「やってみようかな」と思ったりします。

 

TRPGリプレイ動画

  • TRPGリプレイ動画とは、TRPGのプレイ内容を記録しておいて、その記録をもとに作られた動画のことです。
  • 動画投稿者によって、動画の雰囲気が大きく変わってくるのも、私の楽しみのひとつです。
  • TRPGの物語を、動画内で表現している動画があったり、TRPGをプレイしている人たちのワイワイとした活気を表現している動画があったりします。

 

 

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【3】-②自分の感情を眺める

カウンセリングを続けて2年か3年たった頃、おんおみおはカウンセラーに、自分が不快感をいだく音について話した。
おんおみおが、「私は、咳をする音や、食べる音、話す音など、様々な音に不快感をいだく」と言ったら、カウンセラーはその話を共感的に受けとめた。
さらにカウンセラーは、「おんおみおさんのいだく不快感を、0から100で表すなら、さっき言ってくれた音を聞いたときには、どれくらいの数値になりますか?」と質問した。
おんおみおは、時間をかけて数値化をこころみた。
結果、食べる音は、不快感90。咳の音は、不快感80。話す音は、不快感60。となった。
その数値を見て、カウンセラーは、「メッチャ不快感いだいてますね!」と言った。
おんおみおはその言葉をうけて、「そうみたいですね!」とこたえた。

この時のカウンセリングで、おんおみおは初めて、自分の感情をじっくりと眺めた。
今まで、頭の中の嵐にのまれてうまく感じることができなかった自分の感情を、文字や数字、図形といった形で、紙などにとどめることができたと、感じた。
この感覚は、当時のおんおみおにとって新鮮なものであり、そして楽しいものだった。
ワクワクして、カウンセリングから自宅へ帰り、夜になって自室の机の前に座った。

自室の机の前に座ったおんおみおは、滞り気味だった日記帳を開いた。
おんおみおは、日記帳のマンスリーページに、自分の感情や体調、そしてそれらの度合いを数値化したものを書いてみることにした。
カウンセリングでやってみた、自分の感情の数値化を、試してみたかったのだ。
日記帳に書き終わったおんおみおは、日記帳を閉じて、この日は寝ることにした。
この、マンスリーページへの、感情や体調の数値化の記録は、現在でもおこなっている。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおと、感覚、感情」

このコーナーでは、おんおみおがいだきやすい感覚や感情について、説明します。

①不快感

  • 自分の外側からの刺激にたいしていだきやすいです。
  • 例えば、様々な音に対して不快感をいだいたり、人混みの中にいることに不快感をいだいたりします。
  • また、自分の髪や爪がのびたことにたいしても、不快感をいだきます。


②不安

  • 不安は、自分にとって初めてのことにたいして、いだきやすいです。
  • たとえば、初めて行くところにたいして不安をいだいたり、初めて会う人にたいして不安をいだいたりします。
  • また、初めておこなう作業にたいしても、不安をいだきます。
  • ちなみに、不快感や不安は、私の場合、記憶に残りやすいです。

 

 

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「おんおみおと、頭の中、体の反応」

このコーナーでは、おんおみおが自分を観察するとき、頭の中と、体の反応の、観察のしやすさや、しにくさについて、説明します。

 

  • 頭の中の観察では、どういった情報が得られるかというと、自分の感情や、考えといった情報が得られます。
  • 体の反応の観察では、どういった情報が得られるかというと、自分の呼吸の浅さや荒さ、力のはいり具合といった情報が得られます。

 

頭の中の観察について

  • 私は、頭の中の観察はしやすいです。
  • 自分がいだいている感情や考えに、自分で気づくことが多く、その状況に対処をとったり、頭の整理をするといった選択をとることができます。

 

体の反応の観察

  • 私は、体の反応の観察がしにくいです。
  • 自分が、感情や考えをいだいそのとき、自分の呼吸はどうなっているかや、体のどの部分に力が入っているかなどは、気づきにくかったり、すぐに忘れたりします。
  • 今後、体の反応の観察ができるようになりたいです。

 

 

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【3】-③「認知行動療法を知る」

ある日、おんおみおは、うつ病に関する本を読んでいて、その中で、「認知行動療法」という言葉を知った。
その後、「認知行動療法」という言葉を、ツイッターのタイムラインでも見つけたりした。
おんおみおは、「認知行動療法」に興味を持った。
認知行動療法」がどんなものか、インターネットで調べてみたりしたが、その時は内容がよく分からなかった。
そこで、後日、カウンセラーに質問してみることにした。

後日、カウンセリングの時間にて、おんおみおはカウンセラーに、「認知行動療法」がどんなものなのか質問してみた。
カウンセラーは、認知行動療法のためのワークシートを出してきて、おんおみおと一緒にワークシートをやってみながら、ワークシートの書き方について教えてくれた。
そして、認知行動療法とはどんなもので、何を目的としているかも、説明してくれた。
おんおみおは、それらの説明をうけるのかで、楽しさを感じた。
認知行動療法」のワークシートを行なうことや、認知行動療法の内容が、自分にとって楽しいものであると思ったのだ。

 

おんおみおは、家に帰った後、自室に戻り、カウンセラーからもらってきた認知行動療法のワークシートをやってみた。
楽しかった。
頭の中でわき出ては吹き荒れる感情や考えが、ワークシートに書き出されて、頭の中が整理されるように感じた。
そうして、頭の中の整理ができてきたと感じたら、今度は、ワークシートに書き出された自分の感情や考えについての、新しい考えが広がっていった。
そうすることで、自分のいだく感情や考えをとらえ、それらに対する合理的な行動を考えることができはじめた。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおと、認知行動療法のワークシート」

このコーナーでは、おんおみおが使っている、認知行動療法のワークシートの一部について、説明します。
私は、複数のワークシートの中から、自分の今の状態に合うようなワークシートを選んで使います。


ワークシート①:認知行動療法思考記録表

  • このワークシートは、ウェブサイト「サイコロジーツールズ」から印刷できるものです。

www.psychologytools.com

 

ワークシート②:認知再評価表

 

pax.moo.jp

 

 

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「おんおみおと、書くということ」

このコーナーでは、おんおみおが、「文字や絵などを書くこと」を、どのように使っているかについて、説明します。


頭の整理に使う

  • 私は、頭の中だけで考えると、考えがゴチャゴチャとしたり、別の考えに移ったりして、考えがまとまらないことがよくあります。
  • 自分の考えを書き出してみると、自分の考えや感じたことをとらえやすくなります。

 

覚えることに使う

  • 私は、何かを聞いただけだと、頭の中に残りにくいし、覚えにくいです。
  • 聞いたことを書いてみると、頭の中に入りやすくなるし、覚えやすくなります。

 

※今回ミニコーナーでとりあげた内容は、おんおみお個人の感覚です。

人にはそれぞれ、自分に合った考え方や、覚え方があります。
私は、ひとりひとりが、その人に会ったやりかたで考えたり、物事を覚えたりすることが、合理的でよいことだと思います。

 

 

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【3】-④「自分の感情や考えをとらえはじめる」

おんおみおは、カウンセラーから認知行動療法について教えてもらった日から、認知行動療法のワークシートを続けていった。
ワークシートを続けていくと、おんおみおの頭の中の嵐が小さくなっていくように感じた。
そして、だんだんと、頭の中の嵐の中の、自分の感情や考えが、とらえられるようになっていった。
例えば、映画館に映画を見に行った時には、焦りや楽しさ、嫌悪感などの感情をいだいていることが分かってきた。
そして、それらの感情には、それぞれの考えがセットになっていることが分かってきた。
焦りという感情なら、「映画を見る予定だが、上映時間までに他のお店に行きたい」という考えがセットになっている、という感じだ。

 

おんおみおが「頭の中の嵐に押されている」と感じていたものは、自分の「不快」という感情であることが分かった。
「頭の中の嵐に足をとられている」と感じていたものは、自分の「不安」という感情であることが分かった。
おんおみおは、頭の中の嵐の中には、自分の様々な感情や考えがあるということに気づいた。

 

 

ミニコーナー

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「おんおみおの、感覚、感情~その2~」

このコーナーでは、おんおみおが忘れやすい感覚、感情について、説明します。


楽しさ

  • 何かを体験して、楽しさを抱いたとしても、その体験が終われば、その時の楽しさを忘れることが多いです。
  • 例えば、映画館で映画を見るという経験をして、楽しさを抱いたとします。
  • 映画を見終わって、家に帰ってきたときには、映画を見た楽しさは、すっかり過ぎ去っていることがあります。
  • いっぽうで、不快感や不安感は残りやすく、覚えやすいです。
  • 映画を見て、楽しさを抱き、家に帰ってきたときには、楽しさは過ぎ去り、頭に残っているのは、「光や音を感じて疲れたな。」といった、不快感や不安感の記憶であることが多いです。

 

 

【4】自分を知り、生きていく(おんおみお:25歳~現在)

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【4】-①「図を描き始める」

認知行動療法のワークシートを書き始めたしばらくあとに、おんおみは、図を描き始めた。
自分について考えたことを整理し、覚えておくためだ。
おんおみおは、小学生のころから、授業の内容などを、文章や絵でまとめることが好きだった。
その、「自分の好きなこと」を、頭の整理に利用したのだ。
図を描くことは、エネルギーを使うことだが、楽しいことなので、現在まで続けられている。
 

認知行動療法のワークシートや、図を描いていくことで、自分を観察し、自分について知ることができていった。
さらに、自分についての考えを広げることができていった。
例えば、自分の精神的しんどさがあるとする。
それに対して、なぜだろうと考えるとき、今の私には、大きく分けてふたつの方法をとることができる。
ひとつめは、認知行動療法のワークシートを書くこと、ふたつめは、頭の中の雑多な考えを、紙に書き出してまとめることだ。
これらをすることで、自分への考えが広がったり、精神的しんどさへの対処を考えて、実行に移していけたりする。
対処を実行して、しんどさが軽減した時は、ワークシートに書いたことや、紙に描き出したことなどを、図にしてまとめ、自分が覚えておけるようにする。

認知行動療法のワークシートや図を描いていくうちに、自分を観察するのが習慣になっていった。
自分の好きなこと、嫌いなこと、できること、難しいこと、サポートが必要なこと、いだきやすい感情、陥りやすい考えなどが、分かっていった。
自分で自分の扱い方が分かっていった。
それはまるで、頭の中で、自分を観察するおんおみおが、自分自身を見て、「ケガをしているから手当をしよう」とか、「安全なルートはこっちだな」とか考えて、自分をケアしたり、サポートしたりしているようである。

 

 

ミニコーナー

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「自分を観察することで分かってきたこと~その1~」

このコーナーでは、おんおみおが自分を観察することで分かってきた、自分の頭の中の物事について、説明します。

 

自分の感情

  • 私は、自分を観察することで、自分が今いだいている感情が分かるようになってきました。
  • 自分がいだいている感情が分かると、その感情をいだいたときの対処が考えられます。
  • さらに、どんな状況で、どんな感情をいだいたかを、記録することができます。
  • 記録は、後で見返すことによって、自分の感情のパターンや、何に影響を受けやすいかなどを考えることができます。

 

 

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「自分を観察することで分かってきたこと~その2~」

このコーナーでは、その1の続きを描いていきます。

 

自分の考えのもととなる、感情や考え

  • 私は、自分を観察することで、自分の表に出てきている考えが、どこからくるものかが探せるようになってきました。
  • 観察の流れは、次のようなものです。
  • まず、自分の表に出てきている考えに気づきます。
  • 例えば、スーパーで買い物中、自分が通ろうとしている通路に人がいて、自分が通れないという状況になった時、私がこう考えたとします。
  • 「通路がふさがっていて通れない!どいてよ!」
  • これが、私の表に出てきている考えです。
  • 次に、その考えのもととなる、感情や考えを探します。
  • 例であげるならば、考えのもととなる感情や考えは、「イライラ」や、「目の前の通路を通らなければいけない」といったものです。
  • そうして、自分の表に出てきている考えを探すことができたら、今の状況への対処を考えます。
  • 今回の例では、「別の通路を探して通る」といったものです。

 

 

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 【4】-②「おんおみおのこれから」

おんおみおは、今後も、自分を観察しながら生きていきたい。
自分の感情や考え、行動を観察し、向き合っていきたい。
自分が持つ、機能的でない考えや行動は変えていき、機能的な考えや行動を探していきたい。
それが、おんおみおにとって、楽しくらくに生きることに、大きく貢献することだと考えている。

この今の自分の考えも、いずれは変わっていくかもしれない。
その時には、その時の自分にとって機能的な考えを探していきたい。


このまんがは、これで終わり。 

おんおみおがやっていること

今回の記事について

今回の記事では、私がtwitter以外で行なっている絵の記録や、販売、依頼募集などについてまとめています。

 

かべうち

「かべうち」とは、自分の絵や文字、写真などを投稿して記録、閲覧できるサービスのことです。

 

  • かべうちについての説明は、こちらからご覧になれます。

kabe-uchiroom.com

 

私はかべうちにて、今まで描いてきたデジタル絵や、アイデア出しのためのドローイングなどを記録しています。

  • 下記のリンクからご覧になれます。

kabe.work

 

 

 LINEスタンプ

LINEスタンプは、SNSの「LINE」にて使用できるスタンプのことです。

 

  • LINEについての説明は、こちらからご覧になれます。

line.me

 

  • LINEスタンプを含め、LINEの様々な有料アイテムの購入に関するサービス「LINE STORE」の説明は、こちらからご覧になれます。

help.line.me

 

 

私はLINE STOREにて、自作のスタンプを販売しています。

今のところ、私が作ったスタンプは「オバケのスタンプ」というもののみです。

  • 下記のリンクからご覧になれます。

(下記のリンクをクリックやタップしただけでは、スタンプを購入することにはならないので、ご安心ください。)

(下記のリンク表記が英語になっていますが、リンク先では日本語表記になっています。)

line.me

 

 

Skeb

Skebとは、クリエイター(イラストを描く側)にクライアント(イラストを依頼する側)が、お金を払って作品制作を依頼し、クリエイターがその依頼を受けて作品を制作する、という仕組みのサービスです。

 

  • Skebについての説明は、こちらからご覧になれます。

skeb.jp

dic.nicovideo.jp

 

 

私はSkebにて、絵の依頼を募集しています。

デジタル絵も、アナログ絵も描きます。

今のところ、私が描くデジタル絵の絵柄は、このような感じです。

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アナログ絵の絵柄は、私が描いている図や、ウサギのまんがのような絵柄です。

(アナログ絵は、完成したものをスキャナーでスキャンし、そのデータをSkebにてお送りすることになります。原画をお送りすることはできません。ご了承ください。)

今後、別の絵柄で絵を描くことがあると思いますので、その時には、その絵を紹介していきます。

 

  • 私のSkebのページは、下記のリンクからご覧になれます。

(下記のリンクをクリックやタップしただけでは、絵を依頼することにはならないので、ご安心ください。)

skeb.jp

 

 

以上が、私が行なっている絵の記録や、販売、依頼募集です。

興味のあるかたは、ご覧になっていただけると嬉しいです。

まんが~その9~

今回の記事について

今回は、まんがを6つ 載せています。

 

自分の輪郭

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音で知らせるシステム

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自炊を始めたウサギ

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思い出すウサギ

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静けさと薄暗さとウサギ

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今日のあいさつ

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今回はここまで

グラノーラは、豆乳をかけて食べるのが好きです。

自分について考える~その29~

  • このブログの説明は、過去記事『おんおみおの図』に書いてあります。 

on-omiotsuke.hatenablog.com

 

今回の図について

今回は、図を2種類 載せています。

  1. おんおみおと 予定
  2. 他人の言葉や意見と おんおみお

という内容の図を、載せています。

 

おんおみおと 予定

この図は、過去に描いた図の続きです。過去に描いた図は、過去記事『自分について考える~その26~』にまとめてあります。

on-omiotsuke.hatenablog.com

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頭の中だけで考えると 予定が実行に移しにくい

私は、自分の予定に関して、頭の中だけで考えると、予定に関するいろいろなことが気になり始めてしまって、予定を実行に移しにくくなることがあります。

気になることについて考える時間を長くとってしまうと、いざ予定を実行に移す時には、気力や意欲が低下してしまっていて、予定の実行がしんどくなったり、実行しなかったりします。

 

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その日の予定を目に見えるかたちにしておく

私は、目に見えるかたちの予定は、頭の中だけで記憶しておく予定よりも実行に移しやすいという性質があります。さらに、目に見えるかたちの予定は、予定以外の行動や考えよりも優先しやすいという性質もあります。

これらの性質を利用して、予定をスムーズに実行に移しやすくします。

 

スマホタブレットのリマインダー機能に予定を入れておくことで、予定を目に見えるかたちにしておきます。そして、リマインダーに入れた予定は、予定の日の朝に確認できるようにタイマーをかけたり、実行する時間に合わせてタイマーをかけておきます。これらの作業は、予定がある前日に行なっておきます。

 

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予定を実行する時間になったら、リマインダーが音を鳴らします。私はその音を聞いてスマホタブレットの画面を見る習慣があるので、無理なく自分の予定を確認することができます。

目に見えるかたちの予定は、私の頭の中で「予定に関して気になることを考える」よりも優先されることなので、スムーズに予定を実行に移しやすくなります。

 

リマインダーの予定に従いにくい時は

リマインダーの予定に従いにくい時は、「予定に従いにくくなるほど、気力や意欲が低下している」という可能性があるので、その時には、予定はいったん置いておいて、休養をとるようにします。

「1人で作業するモチベーションがどうしても持てない」という可能性もあります。その時は、Skypeなどで誰かと通話状態にしつつ、それぞれ自分の作業をするという、「作業Skype(作業イプ)」をすると、予定(自分の作業)を実行にうつしやすい時もあります。

 

 他人の言葉や意見と おんおみお

この図は、過去に描いた図の続きです。過去に描いた図は、過去記事『自分について考える~その14~』にまとめてあります。

on-omiotsuke.hatenablog.com

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他人の経験談と おんおみお

私は、他人の経験談を聞いた時、あたかもその経験を自分がしているかのように感じることがあります。今回の図では、この感じを、「『他人の経験VR』に入り込む」と、表現しています。

自分の意思で、他人の経験VRに入り込むわけではなく、自分の意思とは関係なく、自動的に入り込みます。

もし、他人のつらい経験を聞いたとしたら、「他人のつらい経験VR」に入り込み、私はつらさを抱きます。そのうえで、「これからどうしたらいいんだ」とか、「もう逃げ場所がない」とか、VRの空間で自分が生きているかのような感覚に陥ります。

他人の楽しい経験を聞いたとしたら、「他人の楽しい経験VR」に入り込み、私は楽しさを抱きます。そのうえで、「今は○○な状況だから、私は□□できたり、☆☆もできる」と、VRの空間で自分が得られる利益について考え始めてしまったりします。

私は、他人の経験VRに入り込んだり、その中で様々な感情や考えを抱いたりすることに、しんどさを感じます。

 

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「他人の経験VR」に入り込んだときの対処

「他人の経験VR」に入り込んだときに、自分がしんどさを抱かないようにするための対処を考えてみました。

対処①:他人の経験VRに入り込んでいる自分の、状況の観察

「他人の経験VR」に入り込んだ時、まずは、「自分は今『他人の経験VR』に入り込んでいるんだな」と、自分で自分を観察します。そうすることで、「他人の経験VR」にすっぽりと入り込んでいる自分とは別の、「観察する自分」の視点を作ります。

対処②:他人の経験VRに入り込んでいる自分の、感情の観察

次に、「観察する自分」の視点で「VRに入り込んでいる自分」を見て、「VRに入り込んで、自分は▼▼といった感情を抱いているんだな」と、自分が抱いている感情を観察します。

 

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対処③:「自分の現実」の確認

他人の経験VRに入り込んだ自分の、状況と感情を観察した後は、「自分の現実」を確認してみます。VRの外の、自分の状況や予定を確認していきます。

ここまでくると、私は、「『他人の経験VRの中』と、『自分の現実』とは別のもので、自分は『自分の現実』の中で生きている」と考えることができてきます。そうすると、「他人の経験VR」の中での感情や考えは、「自分の現実」を脅かすものではなく、自分の空想の一部であると考えることができます。

 

対処①~③を通して、深呼吸をしたり、自分が落ち着ける場所に移動したりすると、対処を行ないやすくなります。

 

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この図は、先ほどの「他人の経験VR」の図とは別の内容の図ですが、「他人の経験VR」の図と同じ、「他人と自分との境界」について考えている図なので、同じ種類として記事にしています。

 

 他人の意見のとらえ方について考える

私は他人の意見を聞く時、他人の意見によって自分の境界を自分側へ押されているような感覚を持つことがあります。他人の意見が自分の側へ流れ込んできて、自分の意見の輪郭がどこにあるのか分からなくなってしまう感覚を持つこともあります。

この感覚を持つと、私は不安や恐怖を抱きます。

 

他人は他人の意見を「持っている」し、自分は自分の「意見を持っている」

「他人は他人の意見を『持っている』し、自分は自分の意見を『持っている』」というイメージを頭の中に入れておくと、私は、自分と他人の境界が押される感覚や、自分の意見の輪郭が分からなくなる感覚が小さくなると考えました。

意見を「持つ」というイメージは、物質でない「意見」を、物質のように考えることができます。私は、物質でないものはイメージしにくく、扱いにくいのですが、物質は扱いやすさを感じ、安心感を抱きます。

意見を物質のようにイメージすると、「『他人の意見』と『自分の意見』は別の物で、分かれている」という、他人と自分の境界もイメージしやすくなります。

 

今回はここまで

夜が少し過ごしやすい気温になってきました。

自分について考える~その28~

  • このブログの説明は、過去記事『おんおみおの図』に書いてあります。

on-omiotsuke.hatenablog.com

 

今回の図について

今回は、図を3種類 載せています。

  1. おんおみおと 自分への評価
  2. おんおみおと 体調の悪さ
  3. 完璧を求めがちな おんおみお

という内容の図を、載せています。

 

おんおみおと 自分への評価

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自分から自分への高い評価を打ち消しがちな おんおみお

私は、自分自身に高い評価を持った時、すぐにその評価を打ち消すような考えを持ちがちです。そこから、「もっと知識を得なければ」や、「もっと技術を高めなければ」といった強迫的な考えを持つようになります。

「もっと知識を得ること」や、「もっと技術を高めること」は、自分にとって大切なことだとは思うのですが、強迫的に考えてしまうと、「もっと知識を得ること」や、「もっと技術を高めること」を楽しめなくなってしまいます。こうなると、私の気力や意欲は低下して、知識を得ることも技術を高めることもストップしてしまいます。

 

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自分から自分への高い評価を、受け止めてみる

 自分自身への高い評価を打ち消さない場合、自分はどのように考え行動するのかをシミュレーションしてみました。

まず自分は、自分自身への高い評価を受け止めます。そして、なぜ高い評価をしたのかを考えます。高い評価の理由を考えることができたら、「その部分をもっと練習してみよう」とか、「別のやり方を試してみるのも楽しそうだ」と思い始めます。そうして、楽しみながら、自分の知識や技術を高めていくことができる…とシミュレーションしました。

実際には、シミュレーション通りに考えなかったり、行動しなかったりすることもあります。一方で、シミュレーションのような経緯を経てきたことも多くあります。

高い評価を打ち消さなくても、自分の知識や技術を高めることは、高い確率で可能であると、私は考えます。

 

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自分から自分への低い評価を、受け止めてみる

自分自身への高い評価だけでなく、低い評価も受け止めてみます。

自分自身への低い評価を受け止めた後は、高い評価の時と同じく、その評価の理由を考えてみます。低い評価の理由を考えることができたら、その理由への対処を考えていきます。この時考える対処は、自分にとって実行しやすいものにします。

 

おんおみおと 体調の悪さ

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いろいろな状況で体調が悪くなる、おんおみお

私は、様々な状況や状態下で、体調が悪くなります。

この図では、体調が悪くなる状況や状態の一部を描いています。

 

状況①:月経前~月経中

私は、月経前~月経中にかけて、体調が悪くなりやすいです。

どのように体調が悪くなるかというと、

  • 体がだるくて動くのがしんどくなったり、眠くなって朝や昼にも寝るようになったりします。
  • 嗅覚に過敏さがでてきたり、いつもより光への過敏さや聴覚の過敏さが大きくなったりします。
  • 不安や焦りが増大します。

 

状況②:気圧が低下している時

私は、曇りの日や雨の日など、気圧が低下している時に、体調が悪くなりやすいです。

どのように体調が悪くなるかというと、

  • 体がだるくて動くのがしんどくなったり、眠くなって朝や昼にも寝るようになったりします。
  • 頭に不快感を感じたり、頭が痛くなる(主に偏頭痛)時があります。

 

状況③:疲れている時

私は、肉体的にや精神的に疲れている時に、体調が悪くなりやすいです。

私は、自分の疲れや、自分の疲れからくる体調の悪さに気づきにくいです。なので、日々自分を観察して、「疲れの表れ」があるかどうかを確認するようにしています。「疲れの表れ」が確認できたら、「自分は疲れているんだな」と判断します。

 

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体調が悪い時、おんおみおがやりがちなこと

私は、体調が悪い時に、その体調の悪さが行動に表れることがあります。

この図では、体調の悪さがどのように行動に表れるかを描いています。

 

①持っているものを落としやすくなる

私は、体調が悪い時、持っているものを落としやすくなります。

どのように物を落とすかというと、

  • 物が手から勢いよく滑り出るように、落とす。(ペンやスマートフォンなど、片手で持つ物)
  • 物をつかむ力が弱くなっている感じで、落とす。(おわんや段ボール箱など、両手で持つ物)

といった感じです。

 

②移動中、目的地に行かない(目的を忘れる)ことがある

私は、体調が悪い時、移動中に道を間違えたり、用事を忘れやすくなります。

 

体調が悪い時は、注意力や判断力が低下していることが多いので、車の運転などは、危険性が増します。

 

 

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③自分の予定を把握しきれなくなる

私は、体調が悪い時、自分の予定を把握しきれなくなります。

どのように把握しきれなくなるかというと、

  • すでに予定が入っているところに、別の予定を入れてしまう。
  • 予定が入っていると思っていた日に、予定が入っていない。
  • 予定が入っていることを忘れて過ごしてしまう。

といった感じです。

 

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体調が悪いと気づいた時、どのように行動するか

私は体調が悪くなると、体の力が弱まったり、注意力や判断力が低下します。そういった時私は、安全を最優先した行動をとります。この時、作業の効率や早さ、普段の自分のような出来を求めることはしません。それらを求めると、さらに体調が悪化したり、他人にケガをさせてしまう可能性があるからです。

どのように安全を最優先するかというと、

  • 自分が行なう作業に求める効率や、早さ、質などの設定を下げる。
  • 自分が行なう作業の一部、または全部を、他人にやってもらうように頼んでみる。
  • 自分が行なう予定の作業内容を変更する。
  • その日の作業は休む。

といった感じです。

 

自分の作業を他人にやってもらうように頼んだり、他人が関わるような場面で作業を休んだりする時は、他人への連絡や交渉が必要です。

 

完璧を求めがちな おんおみお

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物事のやり始めで、完璧を求めがち

私は、何かをやり始める時に、完璧を求めがちです。(今回の図の場合、「完璧」とは、自分の頭の中にある、「理想」や、「○○すべき」といった今考えのことです。)

完璧に道具や環境を整えて、完璧に知識を得た状態で、完璧な過程をふんで…と、様々な「完璧さ」を頭の中で考え始めます。

そうやって考えた「完璧さ」に従って行動すると、私は、やっている物事を楽しめなくなったり、物事をやることなく終わってしまったり、強迫的になって苦しくなったりします。

 

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「やりたいこと」「できること」から始めてみる

私は、完璧を求め始めたら、物事が楽しくなくなったり、苦しくなったり、長続きしなかったりします。では、どうしたら、物事を長く楽しむことができるのか考えてみました。

私が物事を長く楽しむためには、自分の「やりたいこと」や「できること」から始めることが効果的だと考えます。初めのうちは、極力、面倒くさいと思うことはやりません。楽しんで、楽に物事ができるようにします。

 

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 「やってみたい」と思い始めたら、やってみる

自分の「やりたいこと」や「できること」から物事を始めていくと、最初のうちに面倒くさいと思っていたことでも、「やってみたい」と思い始めることがあります。「やってみたい」と思い始めたことは、やってみます。

私は、自分の興味のある事や、自分が楽しいと思うことは、続きやすいです。

 

今回はここまで

 うどんやそうめんが食べたいです。

自分について考える~その27~

  • このブログの説明は、過去記事『おんおみおの図』に書いてあります。

on-omiotsuke.hatenablog.com

 

今回の図について

今回は、図を3種類 載せています。

  1. おんおみおの中にある「様々な自分」を眺める
  2. おんおみおの 休養と環境
  3. おんおみおの 感覚や感情

という内容の図を、載せています。

 

おんおみおの中にある「様々な自分」を眺める

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(図1の中にある誤字の訂正:×→仰うつな自分、○→抑うつな自分)

 

本『自閉症 もうひとつの見方 ー「自分自身」になるために』を読んで、この図を描きたくなった

以前私は、本『自閉症 もうひとつの見方 ー「自分自身」になるために』という本を読みました。この本の中では、著者が今までに関わってきた様々な人達のことや、その人達との記憶、関わりなどについて、敬意を持って書かれているように、私は感じました。

この本を読んでいくにつれて、私は、「自分の中の、様々な自分(様々な部分や側面など)を、『良い』『悪い』で測らずに、自分の中に『ある』ものと考えたい。」と考えるようになりました。そう考えて、この図を描きました。

 

本についての情報は、下記の通りです。

本『自閉症 もうひとつの見方 ー「自分自身」になるために』

(著者:バリー・M・プリザント、トム・フィールズ-マイヤー

監役者:長崎 勤

訳者:吉田 仰希、深澤 雄紀、香野 毅、仲野 真史、浅野 愛子、有吉 未佳

出版社:福村出版)

 

様々な自分:不安や恐怖を抱く自分

自分の中にある「様々な自分」には、「不安や恐怖を抱く自分」というものがあります。この自分は、だいたいどんな時にでもいて、条件によっては、とても大きくなったり、小さくなったりします。

この自分が大きくなりやすい条件は、「自分が知らない物事に関わることになった時」です。知らない人に会うことになったり、知らない場所に行くことになったり、知らないシステムを使うことになったりした時、この自分が大きくなります。この他の条件では、「自分の習慣的行動とは違う行動をすること」や、「見通しが立たない状況の中にいること」などでも、この自分が大きくなります。

この自分が大きくなると、ソワソワしたり、悲観的なことを考えやすくなります。あと、後述する「抑うつな自分」と一緒にあると、大きくなりやすいです。

この自分が小さくなりやすい条件は、「知らない物事に実際に関わってみること」です。基本的に、少しずつ関わっていきます。この他の条件では、「自分がこれから行なうことについて、リストアップしてみること」や、「長く見て見通しが立たない状況なら、間近を見て見通しが立っている部分を確認してみる」などでも、この自分が小さくなります。

 

様々な自分:抑うつな自分

 この自分は、条件によっては、とても大きくなったり、感じ取れないほど小さくなったりします。

この自分が大きくなりやすい条件は、「気圧が大きく変化する時(低気圧の時)」、「疲れが蓄積している時」、「月経前の時」、「睡眠が不十分な時」など、様々な条件下で、この自分は大きくなります。

この自分が大きくなると、気分が落ち込んだり、気力や意欲が低下したり、体の動きが鈍くなったり、集中力や判断力が低下したりと、様々な状態になります。また、「不安や恐怖を抱く自分」が大きくなったりします。

この自分が小さくなりやすい条件は、「かかりつけの精神科医から処方された薬を飲むこと」、「休憩や休養をとること」、「自分の楽しめることをすること」などです。

 

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(図2の中にある誤字の訂正:×→仰うつな自分、○→抑うつな自分)

 

様々な自分:他人と比べる自分

 この自分は、他人の事を考える時にあって、大きくなったり小さくなったりします。

この自分が大きくなりやすい条件は、「他人と直接会った時」や、「SNSなどで、他人の情報を見たりした時」などです。あと、「抑うつな自分」と一緒にあると、大きくなりやすいです。

この自分が大きくなった時、「特定の他人や、自分の空想上の他人」と自分を比べて、「自分が劣っている」と思い、落ち込み始めます。また、「不安や恐怖を抱く自分」が大きくなったりします。

この自分が小さくなりやすい条件は、「『自分ができること』や『自分がやりたいこと』を確認して、それらを実行していくこと」や、「紙に書き出すなどして、頭の整理をすること」です。また、「自分が比べているのは、自分が生成した『空想の他人』である。自分は、自分の空想を見て落ち込んでいるのだ、と確認すること」でも、この自分が小さくなることがあります。

 

様々な自分:空想を自動生成する自分

 この自分は、だいたいどんな時にでもいて、条件によっては、大きくなったり、小さくなったりします。

この自分が大きくなりやすい条件は、「疲れが蓄積している時」や、「月経前の時」などです。

この自分が大きくなると、自分の意思とは関係なく、他人の考えや周りの状況についての、悲観的な空想を生成し始めます。悲観的な空想とは、例えば、「この他人は、私の意見に対して、ガッカリしている」とか、「ここは、私のことを歓迎しない場所だ」といったものです。このような悲観的な空想は、「不安や恐怖を抱く自分」や、「抑うつな自分」、「他人と比べる自分」を大きくしたりします。

この自分が大きくなりにくい条件は、「『これは自動生成された空想だ』と自分で認識し、そのうえで、今の自分の実際の状況を確認すること」です。

 

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(図3の中にある誤字の訂正:×→仰うつな自分、○→抑うつな自分)

 

様々な自分:頭の整理が好きな自分

この自分は、「不安や恐怖を抱く自分」、「抑うつな自分」、「他人と比べる自分」、「空想を自動生成する自分」、が存在する時に、よくあります。

この自分は、自分自身のことに関して「なぜ?」と問うたり、自分の状況、認知、感情、行動などを分類していくのが好きです。あと、自分自身のことに関して、考えを広げていくのも好きですし、図を描くのも好きです。

この自分が大きくなりやすい条件は、「頭の整理を実行している時」です。

この自分が大きくなりにくい条件は、「空腹時や、体調が悪い時」です。この場合は、頭の整理をする前に、食べ物を食べたり、体を休めたりします。

この自分は、「不安や恐怖を抱く自分」、「抑うつな自分」、「他人と比べる自分」、「空想を自動生成する自分」を小さくします。

 

様々な自分:ひとりで楽しむ自分

この自分は、だいたいどんな時にでもあって、大きくなったり小さくなったりします。

この自分が大きくなりやすい条件は、「疲れている時」、「のんびりしたい時」、「自分だけで楽しみたい物事がある時」などです。この自分が大きくなっている時、自分は落ち着きを抱きます。

この自分が小さくなりやすい条件は、「他人と関わる時」などです。

この自分は、自分の休憩や休養の時に、役立つこともあります。

 

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(図4の中にある誤字の訂正:×→仰うつな自分、○→抑うつな自分)

 

様々な自分:強迫的な自分

この自分は、様々な自分に対して、「~しなければ」と思い始めます。例えば、「不安や恐怖を抱く自分」に対して、「不安や恐怖を無くすために、▽▽しなければ」と思い始めたり、「抑うつな自分」に対して、「今の状況を抜け出さなければ」と思い始めたりします。

この自分が大きくなると、「不安や恐怖を抱く自分」、「抑うつな自分」、「他人と比べる自分」、「空想を自動生成する自分」は、大きくなりやすいです。

また、この自分が大きくなると、「ひとりで楽しむ自分」は小さくなりやすいです。

この自分の働きによって、「頭の整理が好きな自分」は、混乱することがあります。なぜなら、自分がやりたいから頭の整理を行なっているのか、強迫的な思いから頭の整理を行なっているのか、分かりづらくなることがあるからです。

この自分が大きくなりやすい条件は、「疲れが蓄積している時」、「『抑うつな自分』と一緒にある時」です。

この自分が小さくなりやすい条件は、「休憩や休養をとること」です。

 

様々な自分は、自分の中に「ある」もの

以上、様々な自分を図に描いてきましたが、これらの自分は、どれかが「良い」「悪い」というものではなく、自分の中に「ある」ものであると、私は捉えます。

 

 おんおみおの 休養と環境

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自分に合った環境で、休養をとる

私には、私の「休養に合った環境」があります。

  • 自分がリラックスできる環境
  • リフレッシュできる環境
  • 不快感が少ない環境

といった環境です。

具体的にはどんな環境のことなのかも、図に描いてみました。

 

自分の好きな美術館

この美術館は、平日に比較的人が少ないので、自分がリラックスできる環境になっています。

さらに、イヤーマフをつけることが可能であればつけます。これで、作品を見ることに、より集中することができます。

美術館を歩いてまわることで、体を動かしてリフレッシュすることもできます。

美術館に人が多いと、人の音や動きが耳と目に入ってきて疲れやすくなるため、あまり休養にはなりません。

 

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山や川、鳥、虫などが眺められる場所

私は、山や川、鳥、虫、その他の動物、人工物などを眺めることが好きです。

それらを眺めて時間を過ごすと、楽しみを抱きます。

屋外で眺める時には、夏には日焼け対策と熱中症対策をして、冬には防寒対策をする必要があります。

屋外にでかける前に、その日の気温や湿度、天気などを確認して、着る服を決めたり、持って行くものを決めます。

屋外を移動中や、移動した先で、自分の苦手な音が聞こえるかもしれないので、イヤーマフか、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンも持って行きます。

 

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自分が好きな食べ物屋さん

この食べ物屋さんは、平日に比較的人が少ないので、平日に利用します。それでも、多くのお客さんがいるので、イヤーマフか、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンを持って行きます。

私は、食べ物屋さんの座席に間仕切りがないと、落ち着いて食事しづらく、食べ物を味わって楽しむことができません。自分が好きな食べ物屋さんには、座席に間仕切りがあるので、リラックスして、自分のペースで食事することができます。

 

 おんおみおの 感覚や感情

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自分の感覚や感情を探すのは、時間がかかる

私は、今自分がおかれている状況に関しての、自分の感覚や感情を、その時その場で探すことが難しいです。なぜなら、私は、その時その場では、他人への対応で頭の中がいっぱいいっぱいになっていたり、その時その場を乗り切るので頭がいっぱいいっぱいになっていて、自分の感覚や感情を探す余裕が全く無くなっているか、余裕が少なくなっているからです。

自分の感覚や感情を探す余裕はなくても、その時その場で感覚や感情は確かに抱いているので、それらが探されないまま頭の中に残り続けます。探されずに頭の中で残った感覚や感情は、「モヤモヤ」や、「なんだか嫌な感じ」といったものとなって、自分にまとわり続けます。

そして数時間後や数日、数ヶ月後になって、過去の「その時その場」を思い出して、自分にまとわり続ける「モヤモヤ」や「なんだか嫌な感じ」と合わせて眺めた時に、「あの時あの場で、私は●●といった感覚や、☆☆といった感情を抱いていたのかもしれない。」と、自分の感覚や感情を探すことができ始めます。

 

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「その時その場」で、自分の感覚や感情を探せた時はどうするか

もし私が、その時その場で、自分の感覚や感情を探し、見つけることができた時、どのように行動するかを考えました。(これができる確率は低いかもしれませんが、すぐに自分の感覚や感情を探せた時のこともシミュレーションしておきたいのです。)

この場合、他人の発言などで感覚や感情を抱いた時は、可能であれば、その感覚や感情を安全に相手に伝えます。そのうえで、「その発言は今後、私に対してして欲しくない」や、「その表現は、私に対しては控えて欲しい」など、相手に対してどう行動して欲しいかを提示します。もちろん、相手が今後どういった行動をとるかは、相手が決めることです。なので、相手が自分の要望どおりに動かなかったとしても、「どうして私の言うことをきかないのか」と怒る必要はありません。

自分と相手とで、お互いの感覚や感情、考えなどの情報を出し合って、お互いにやりとりのしやすい環境を作っていきたいと、私は考えています。

 

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 後になって、「あの時あの場」の自分の感覚や感情を探し始めた時はどうするか

後になって、自分の感覚や感情を探し始めた時は、まず、紙に書き出すなどして自分の頭の整理をしていきます。そうやって頭の整理をして見つけた自分の「あの時あの場」の感覚や感情を眺め、受け止めます。

その後、「あの時あの場」で関わった他人との、今後の関わり方を考えます。その他人と関わった時、高い確率で「モヤモヤ」や、「なんだか嫌な感じ」がまとわりつくようだったら、その他人と会う時は、随時自分の感覚や感情に注目してみたり、その他人から距離をとったりなど、対処を考えていきます。

 

今回はここまで

長い記事になりました。

自分について考える~その26~

  • このブログの説明は、過去記事『おんおみおの図』に書いてあります。

on-omiotsuke.hatenablog.com

 

今回の図について

今回は、図を3種類 載せています。

  1. おんおみおの頭の中で自動生成される空想
  2. おんおみおは なぜ「なぜ?」と問うのか
  3. おんおみおと 予定

という内容の図を、載せています。

 

 

おんおみおの頭の中で 自動生成される空想

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他人ではなく、自分の空想に不安を抱く

私は、他人が何か意見を言ったり、行動をおこすとき、そこから自動的に空想を生成し始めます。

例えば、他人がある意見を言った時、私の頭の中では、「私はこの人に言葉で攻撃される」「私はこの人から非難されるだろう」といった空想が自動生成されます。

これらの空想は、今のところ自動的に生成されるもので、自分が意識して生成しないようにするのは難しいです。

私は、自動生成された空想を見て、不安や恐怖、怒りといった感情を抱きます。

 

この時、自分で「これは、自動生成された空想に対して抱いている感情だ」と認識していないと、ただ意見を言っている他人に対して、不安や恐怖、怒りと言った感情を抱いてしまうことになります。

このまま私が行動してしまうと、他人に対して攻撃的な態度をとってしまったりします。

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他人の意見と、自分の空想を、分けて観察する

他人の意見と自分の空想を、分けて観察するには、まず、空想が自動生成された時、「これは空想である」と意識します。

そのうえで、他人の意見と自分の空想を分けて、それぞれを観察していきます。

他人の意見は他人の意見で、そこから情報を得られたり、自分が疑問に思ったことを調べたりできます。

自分の空想は自分の空想で、どんな空想が生成されるのか、空想に対してどんな感情を抱くのかを観察することができます。

 

自分の空想、それに対する感情の観察は、自分の頭の整理の材料になります。

 

 

おんおみおは なぜ「なぜ?」と問うのか

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自分の頭の整理をするため

私は、自分の頭の整理をする時、よく「なぜ?」と問います。

「なぜ、今この感情を抱いているのか?」「なぜ、いまこのように考えているのか?」などと問います。

この問う作業で、私は感情や考えから、距離をおき、眺めることができます。

すると、気持ちに余裕ができて、対処を考えることができたりします。

また、自分について「なぜ?」と問うことは、私にとって好きなことです。

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自分が持っていない視点を得るため

他人から自分に対しての「なぜ?」も、役立つと、私は考えます。

他人は、自分が持っていない視点を持っています。

そこからこちら側を見たとき、自分では持つことがなかった「なぜ?」が出てきます。

私は、その視点や「なぜ?」を得て、さらに自分を観察することができるし、頭の整理をすることができると考えます。

 

ただ、私はいつでも、他人からの「なぜ?」が得られる状態というわけではありません。

抑うつが大きかったり、疲れていたりしたら、他人の「なぜ?」を得る余裕がなくなりがちだからです。

自分の状態を確かめつつ、他人からの「なぜ?」を得ていきたいです。

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生産的でない「なぜ?」

生産的ではない「なぜ?」もあると、私は考えます。

例えば、「なぜ私はこんなダメ人間なんだ」というときの「なぜ?」です。

この「なぜ?」は、自分を責める「なぜ?」であり、それ以外の意味合いはありません。

「なぜ「なぜ私はこんなダメ人間なんだ」と思うのだろうか?」と考えるのなら、頭の整理につながると考えます。

 

生産的でない「なぜ?」は、他には、他人が自分に向かって言う「なぜ私の言う通りにしないの」や、「なぜこんなに簡単なことができないの」といった「なぜ?」です。

この「なぜ?」は、他人が自分をコントロールするためのものであったり、他人が自分を頭ごなしに否定する「なぜ?」です。

これらは、自分の頭の整理には役立ちません。

加えて、私はこのような他人とは関わりたくないので、その場を離れます。

 

 

おんおみおと 予定

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予定を立てること、気持ちを切り替えることが、苦手

私は、頭の中だけで予定を立てて、その通りに行動することが苦手です。

まず、頭の中だけで「○○時に■■に到着するには、☆☆時に家を出発したらいいな」といった、「所要時間の予測」と、そこからの「到着時刻ー所要時間=出発時刻」の計算が難しいです。

次に、予定を立てたとしても、気持ちの切り替えの難しさから、出発時刻に出発しにくいといったことがあります。

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予定は、目に見える形で立てる

私は、頭の中だけでは、考えがまとまらなかったりするのですが、目に見える形で考えると、まとまり始めます。

なので、予定を立てるときには、タブレットのリマインダー機能を使って、目に見える形で予定を立てていきます。

こうすることによって、「所要時間の予測」や、そこからの「到着時刻ー所要時間=出発時刻」の計算がやりやすくなります。

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気持ちの切り替えは、目に見える形をきっかけにする

予定を立てる時と同様、気持ちの切り替えも、目に見える形をきっかけにすると、始めやすいです。

ただ、これでも気持ちの切り替えには数十分かかることがあるので、リマインダーの予定は、そのぶん余裕を持って設定します。

 

 

今回はここまで

セミが、勢いよく鳴いています。